夜勤でも自分の生活を守る
夜勤で働くということは、睡眠時間が確保されずに健康を崩すことや、プライベートが確保できないなどというデメリットが多く見られがちであるが、そればかりではない。まず、健康を崩すというものであるが、これはある程度生活リズムをつかみ慣れてしまえば問題なく、生活に慣れるまで苦しいことは日勤であっても変わらない。
また、プライベートが確保できないと思われがちだが、夜勤の方が日勤よりもうまく時間を活用できるメリットがある。まず、日勤で働いていると朝の通勤ラッシュで時間がとられるが、夜勤であれば交通量も少なくスムーズに短時間で通勤ができ、精神的にも時間的にも余裕ができる。また、銀行や病院、役所などといった平日昼間の営業が基本の施設も、夜勤であれば半休や有給をとることなく仕事終わりや仕事前に済ますことができるメリットがある。重要手続きも時間に追われることなくこなすことができる。
このほか、日中に施設利用ができるのでスムーズに、そして割引サービスを利用しながら充実して過ごすことができる。さらに、ひとり暮らしであればより一層メリットと感じることには、宅配・書留を受け取れる点である。日勤では再配達していない時間に帰宅することもあるが、夜勤では日中に在宅なので困ることがない。
そして、日勤であれば洗濯や掃除などの生活音のする家事を帰宅後に行い近所迷惑を考えて気を使うが、夜勤では日中にそれらを済ますことができるため、気にする必要がないこともメリットである。